2017年11月12日日曜日

本(と整理)が好きな人へ

農閑期に入りまして、

ずっと気になっていた書籍の整理をボチボチとやっています。
なかなか片付かないのは、面白い本が出てくるとつい読み耽ってしまう、あるある話。



養蚕に興味のあるかたはご存知、蚕糸の光。

これは全読破。←片付けが進まない大きな原因。

養蚕の技術に合わせて、それにまつわる時事問題なども掲載されており、

たまに政治家の問題発言なんかの今昔あるあるも載ってます。

絹織物の常識。

これはページをめくるたび、自分の常識のなさに驚く。


九州人国記。

これは昭和40年に1年間、熊日新聞に掲載されていたコラムのまとめ。

一人の伝記本はよっぽどの興味が無い限り読まないけど、

これはコラムなのでとても読みやすく、面白く、そして、たくさんの人たちの生き方に励まされる。

なかなか自分の心が思うように動かない時は、本の中の人たちに動かしてもらう。と、いう手もある。





今週は、お蚕ファームに遊びに来てくだっさたり、繭マスクを買いに来てくださったりと、

訪ねて来てくださる方が多かったのですが、

『古い本が好きなんです。ここに籠って読みたい。』 と、数人の方に言っていただいたのが嬉しくて、

重い腰を上げ書庫の整理を始めたわけであります。

そして、

『私、本の整理をするのが好きなんです。』 という方も。

稀有な方だ。と、思ったけど、けっこういらっしゃるようで。


まだまだいつ片付くのかわかりませんが、

養蚕の本を読みたい方、是非籠りに来てください。

そして、

本の整理が好きな方、いつでも遊びに来てください。