2014年3月27日木曜日

うらら

このところ目覚めが非常に良くない。
普段なら、目覚まし時計のチリリ~ンのチリッくらいでスパーンと起きるのに、
最近は寝ても寝ても眠くて、体がだるい。
体力が低下してきているのか、はたまた先週のアルバイト強化週間が尾を引いているのか・・・、
姉にお悩み相談の電話をしてみたところ、

『それは、春だからだよー』 とのこと。
「あ、なんだ春だからか」 理由が分かった瞬間体が軽くなった気がしました。
最近心が浮足立っていたのも、いつもに増して食欲が旺盛なのも、春のせいだったんだー。
・・・

本日は、工房の床に柿渋を塗りました。
もくもくと作業をしていたら、天井からポトッとヤモリの赤ちゃんが落ちてきました。
ごめん、きっと臭かったんだね・・・。
いたるところで春の息吹を感じます。

あ~、今年も春が来たんだな~♪
こないだ 『紅白歌合戦』 見た気がするのだけどな・・、早いな。

2014年3月16日日曜日

進んでく

畑にトラクターを入れていただき、無事に耕運作業が終わりました。
畑での小さな小さな数多くある作業。
『これ終わる時来るのかな?』と、毎回思っていたけど、必ず毎回終わりが来る。
終わってしまえば、そんな不安に思っていた時のことなんかすっかり忘れて次の事を考えてる。
畑ではいつも色んな事を考えてて、幼少期、学生時代、会社員時代、そして現在、
たぶん何百回、何千回も『終わらないかもしれない不安』を感じた事があったのだろうけど、
結局1度もそんな事はなく、ちゃんと終わりがきていました。

そんな事を考えてたら、
どうせ終わりが来るのだから、
今の不安な気持ちも楽しんで、
不安に駆られて手を抜いたら、
終わりが来た時に後悔するのは分かっているから、
今の出来る限りの精一杯をしようと思いました。

畑での作業、進めば進むほどに近づいてくる育蚕期。
前回の育蚕が終わってからの半年間、頭の中では常に次の育蚕期に向けての反省とシュミレーションの毎日でした。
次回の春蚕期の桑も、残念ながらまだ万全ではありません。
しかし、万全ではなくとも、出来る限りの事を全力で行い、後悔のないように育蚕期を迎えたいと思います。

耕運を終え、今週はアルバイト強化週間です。
クリスマスに働かせていただいたパン工場で、また1週間働かせて頂くことになりました。
ありがたい~!
深夜3時頃になると、時間がまったく進まなくなり、
『これって終わる時来るのかな・・・』と毎回不安になるのですが、
いやいや、ちゃんと終わりはくる。
そう信じて、しっかりと筋トレに励んでこようと思います。

2014年3月12日水曜日

時を刻む

大~きなのっぽの古時計~
ゼンマイの掃除が必要なのか、ネジが回らず時が止まっています。
「あなたなら直せるわよ!」 と、言われていただきました。
私、なんでも分解する癖があります。
電化製品や家具など、少々の故障は分解して直します。
・・・ただし、壊れてもよい覚悟で。

よっしゃ!自宅で分解をはじめようと時計を寝かせたところ、
突然、通常の5倍速の早さで時計が動きだしました。
カチコチカチコチボ~ンボ~ン
30分おきに鳴るはずの鐘も、5分ごとに鳴ります。
止まっていた時間を取り戻すべく、急いで針を進めているようです。
(・・・振り子を外してるからですよね。)

う~ん、どうしようか・・・。
とりあえず寝かせたまま家事などを行っていたのですが、
カチコチカチコチのリズムに合わせて私の動きも5倍速に。
なんだか自分も5倍速で歳をとりそうだったので、
時計を立てたら針も止まりました。

Let's try again !
再び寝せると、また進みだしました。
なんでしょう?これはゼンマイ仕掛けの習性なのでしょうか?

長い間止まっていた古時計。
私が分解するのを全力で阻止しているような気がしたので、
これは専門の時計屋さんに持って行くことにしました。

うすうす自分でも気づいていましたが、
この古時計、壊れてもよい覚悟が私にはありません。

もし無事に直って私の元に戻ってきてくれたら、
これからの時間をゆっくりと、一緒に刻んで行きたいと思います。

時計屋さん、よろしく頼みます!

2014年3月9日日曜日

自然

本日は自宅で糸づくりをしました。
最近畑で張り切り過ぎていたのでしばしの休養です。

私が養蚕の勉強をさせてもらっている、群馬の養蚕農家さんのHPです。
隅々まで拝見させていただき本当に勉強になります。
稚蚕からの飼育や育蚕の規模など、想像するだけでため息が出るような大変な作業と労力だと思います。

最近、メールでお話をさせていただくようになり、私自身励まされ、焦らずゆっくりと勉強を重ねながらコツコツと日々を積み重ね、いつの日かお蚕さんの事をしっかりと熟知した育蚕と畑の管理が行えるようになりたいと思うようになりました。

現在、先月の関東地方を襲った大雪の影響で作業場が倒壊し、復旧に向けて作業を進められているとの事。
復旧に取りかかられるまで、とても大変な葛藤の時間だったと思います。
その間のお話も聞かせていただきました。
とても貴重なお話を聞かせて頂いたことに感謝すると共に、私の養蚕に対する思いにもとても影響がありました。

自然と向き合う仕事を始めてから、目に見える全てのものの見方と感じ方が少しづつ変わってきています。
食べ物、生き物、大地、人間、全ての物事に感謝すると同時に、自分の小ささや非力さも実感するようになりました。

いま、農業に従事する方々や人生の大先輩からの貴重なお言葉は、私の糧となり、明日も頑張ろうという活力になっています。

まだまだ小さいけれど、非力だけれど、自然と大地の恵み、貴重なお言葉、全てを肥やしとして、今日やるべきことをしっかりと行って、自分の中でなにか一つでも小さな成長があるような毎日を過ごしたいと思っています。

復旧作業、とても大変な作業だと思いますが、遠く離れた熊本から一日も早く復興する日を願っています。