秋蚕は4令の猛暑や5令での大雨などで、
繭の質や収繭量が心配でしたが、
自分的には、思ったよりもまあ良く良くできたのではないかな。と、
少し、ホッとした気持ちです。あくまで、思ったよりも…ですが。
お蚕さんを育てることが好きで始めた養蚕ですが、
農家としてお蚕さんを育てさせていただく以上、
ただ育て繭にするのではなく、労力を含め最大限のあらゆる知恵や工夫に努め、
上質な、良質な繭になってほしいと、いつも思っています。
しかし、毎度のことではありますが、課題はたくさん残りました。
自然と生き物相手のお仕事ですから、人間の都合よくは何事も行きませんが、
今回の初めての猛暑や長く続いた大雨も、経験です。
この経験を踏まえて、次回に備え、活かしたいと思います。
繭を電光に当てたり、
ここは確実に行わないと、毛羽取り機に入れた時、ほかの繭を汚して、出荷が出来なくなってしまいます。
今年の春、新しくなった乾燥機。
容量も風量も大きくなり、なによりもタイマーがついたことがとてもとても嬉しく。
今回は、先輩農家さんと私の2軒分の乾燥。
4回入れ替えをして3日間で終わりました。
乾燥まで終わるとようやく一安心です。