2014年6月24日火曜日

伐採終了

桑の木の伐採が終わりました。

伐採前にどんどん芽が吹き出て大きくなっていく桑の木。

日々、【急がば回れ】 をモットーに生活してきましたが、今回は回らずにとにかく急ぎました。

とりあえずは無事に終わって良かった。

しかし、伐採が終わっただけであり、伐採した枝は畑にぐちゃぐちゃのままなので、

これから拾って運び出さないといけません。

・・・これが骨の折れる作業です。

料理は好きだけど後片づけが苦手。

部屋の模様替えが好きだけど最後の掃除が苦手。

伐採は好きだけど枝を片づけるのが苦手。

全部まとめて克服しよう。



伐採も残すところあと2本というところで、右膝と左肘をのこぎりでザクッと切ってしまいました。

えっ?どうやって? と、もう一度再現してみましたが、どのような状況で切ってしまったのかわかりません。

流れ出す赤い血よりも、買ったばかりの作業着に穴が開いた事の方がショックでした。

春の育蚕期、無事出荷を終え家に帰ろうとした時、工場入口の鉄の門に車をぶつけ、自分も凹みました。

その前の育蚕期、同じく出荷を終え家に帰るべく鉄の門を閉めた時、親指を挟み1週間手が使えませんでした。

そして今回。これまで数千本怪我一つなく切ってきたのに最後の2本で・・。


【最後まで気を抜くな】

これからは、これをモットーに生活していこうと思います。

2014年6月22日日曜日

選繭

乾燥された繭が無事に戻ってきました。

出荷の際しっかりと選繭したのですが、

戻ってきた繭をもう一度調べると、層が薄いものや形の良くない繭が混じっていました。

作家さん達へお届けする前に、しっかりと取り除きます。

糸を最後まで吐ききれなかった薄い繭。

糸や綿にできそうも無いので、染めて新しい何かを作ってみようと頭の中で考案中。

なのだけど、これ以上薄いのが出てきませんように・・。と願いながら選繭してます。

2014年6月21日土曜日

やっておるかね?

午後3時頃になると見回りにやってくるネコ。

畑に住み着いてるようです。

広い畑ですれ違うと、お互いビクッとしながら 「あ、ども」 と挨拶を交わす程度の仲でしたが、

最近は近くでじーっと作業を眺めるようになりました。

「なんで毎日木を切ってるのかって?それは君に説明してもわからんだろ~」

とか、

「実はね、私こう見えてもホントは人間じゃないんよ」

とか、

しょーもない話から秘密の話までいろんな話を聞かせてます。

10分程話して振り返ると、いなくなっています。

突然いなくなられるのは悲しい。


世界で唯一私の秘密を知るネコ。

重圧に耐えかねたときは、穴を掘って叫んでくれたまえ。

「あいつのお腹、毛虫にやられてアザだらけーーー」




毛虫に悩まされ続けてはや1ヵ月。

消毒の時期を逃してしまいましたが、来年は絶対に行おうと心に誓いました。

2014年6月19日木曜日

雨宿り

梅雨。雨が続いてますね。

『今はなによりもまず桑の木の伐採が最優先よ!』

と、2人の先輩農家のお母さん方の教え通り、日々バッサバッサと伐採してます。

怠け心が出そうになると、

『伐採は進みよるね?手伝いに行こうか?』 と、どちらかのお母さんから電話が入ります。

現在田植えの時期で忙しい先輩方。お気持ちだけで十分です。がんばります!

こんな感じで、いい具合にお尻をたたいてもらいながら、日々を過ごしています。

そして昨日、畑での作業中に入電。

『なんばしよると?畑ね? こがん大雨の日はせんでよかー。帰っておいでぇ。皆で温泉行くばい。』

!!!

そっこーで帰りました。おがーさぁぁーん (T-T )

のんびり温泉に浸かって、大広間であってた婦人会の踊りを見ながら、

「河っ内~生まれぇの~ 風来坊ぉは~生きのいいのぉが~ あゝ…売りもーんやー」by美津子

大声で熱唱しました。爽快!

身体もすっかり癒されました。

楽しかった~♪

2014年6月14日土曜日

燃ゆる赤

現在桑の木の伐採中。

昨日、養蚕の先輩宅にお泊まりしました。

桑の実酒を飲みながら、色んな話をして、たくさん笑って、久しぶりの爆睡。

朝、『はいお弁当!デザートにトマトも入れといたよ!』

と、笑顔で見送ってくれました。

本日、畑でトマトをかじりながら、力が充電されていくのを感じました。

『敵は己の内にあり』

これまで何度も耳にしなんとなく理解していたつもりの言葉を、トマトと一緒に噛みしめました。

しょっぱいなー。