2015年4月20日月曜日

ご近所

近所のおばあちゃんの納屋掃除のお手伝いをして、

お礼にと、大量の胡麻をいただきました。

とても一人で消費できる量ではなかったので、

知り合いの農家さん宅に遊びに行くがてら、

胡麻をお裾分けしました。

帰り際、『ちょっとお待ちなされ』 と、

掘りたての筍をスパーンスパーンと包丁で切って、持たせてくれました。
『柔らかくて、美味しいとこだけ持って行きなっせよー。』
こんなにたくさん。

美味しそうな筍。

「私、一人暮らしだから・・・こんなには・・・」

と、いう言葉は通用しません。

『よかよかー。若かけん食べれる。なんでもいっぱい作らな美味しゅうなかよ。』

こちらのお母様かたの持論。

皆さん温かくて大きなかたばかり。

これから、大量の煮物と干したけのこを作ろうと思います。



・・・・が、さすがに多いので、

ご近所さんにお裾分け。


で、帰り際 『ちょっとお待ちなされ』 と、お母さん。

『晩酌のあてにしなっせ。』 と、馬刺し。

おぉぉ~、美味しそう。

お礼を言って、すっとんで帰ろうと思ったら、

『ちょっと待て、酒はあるとか?』 と、お父さん。

「ない。」

思わず即答したあと、しまった、これは「ある」と言ったほうが良かったのだろうか・・・、

近所付き合いにまだまだ不慣れな私は、あれこれ考えながらオタオタしてたら、


ドン。
 『持っていけ。』 と、

隣町の【極上和仁焼酎】 をいただきました。






私が住む町は、毎日こんな感じです。

優しさが溢れています。




今夜の晩酌。

庭で摘んだクレソンの胡麻和え、筍の煮物と天ぷら、馬刺し、で、焼酎を一杯です。

皆さまの優しさを感じながら感謝していただいてます。


私は、コミュニケーションをとるのが、あまり上手ではないと思います。

考えをうまく言葉にして伝えるのも下手くそだな、と自分で思います。



いま、ご近所さんの環に少しづつ入れてもらえるようになって、

自然といろんなコミュニケーションの取り方を学ばせてもらってます。

いつもほんとうにありがとうございます。