2015年6月16日火曜日

収繭しゅうけん

繭が完成したら、収繭の作業。

糸を吐き切る前に死んでしまった、柔らかい繭などを取り除き、

毛羽取り機で毛羽をとります。


毛羽取りが終わって綺麗な繭を広げる時はホッとする瞬間。

お蚕さんが孵化してここまで1ヵ月ちょっと。

病気にかかることもなく(お蚕さんが)、先輩農家さんの繭にはまだまだおよびませんが、

なかなかの出来だったと思います。



これまでは、この作業が終わると出荷を待つのみ。だったのですが、

今回は乾燥まで。

まだまだホッとしている場合ではない。




急がないと蚕蛾が出てしまうので、数キロづつの繭を数時間おきに乾燥庫へ入れ替え差し替え。

全乾燥は5日程で終わりました。

2時間おきに携帯のアラームをセットしていたのですが、最終日頃には鳴っていないアラームの音が聞こえてくるという幻聴におかされ、何度も携帯をパカパカ。(←ガラケー)

同じ場所で乾燥まで行えるというのは、たくさんの良いこともあり、とてもありがたいことです。

今回はバタバタでしたが、コツがなんとなくつかめました。

次回はもう少しスムーズにいく。はず。


繭を計る天秤はかり。

毎度思いますが、ほんとに優秀です。





収繭が済んだら、
蚕室の掃除や道具のお手入れ。

大事に使っていかなければなりません。


 畑に肥料を入れたり、(人となりが出ている・・・)
 耕運機かけたり、
ようやく草を刈ったり。(畑の1/3←現在ここ)





先輩農家のお母さま方は、すでに田んぼの準備に入っておられます。

すごいなあ・・。

私も、もうちょっと、もうちょっとで、もうちょっと要領がよくなる。はず。




お母さま方の田植えが始まる頃、私のバイトも始まります。

もうちょっとだ。

頑張れ。



育蚕が落ち着いた現在、ひーこら言いながらも元気にやってます。