2019年3月10日日曜日

朝霧

この時期は毎朝霧がかかっている。


朝、てくてくと裏山の桑畑に登っていく。




 桑畑に到着した時には、水分を纏った霧のベールで肌がしっとりすべすべしている。

ずっとこの肌が続けば良いけど、霧が晴れると現実に戻る。残念。

スーッと深呼吸してマイナスイオンを肺にいっぱい吸い込んで、

しばらくボーッとしてから作業を始める。


9時半を過ぎるころには朝霧もすっかり晴れて、

ほんとに3月なのだろうかという太陽が顔を出す。

暑い・・・。

霧が濃い日は快晴。


桑畑の追肥と耕耘がようやく終わり一安心。

トラクターで耕耘して、入りきらないところは小型の耕耘機で耕します。

小型の耕運機はとても便利です。



近所に菜の花が咲き乱れる今、長雨が多く、

なかなか耕耘が進まず、1ヵ月近くかかってしまいました。


この時期の雨を菜種梅雨というらしいですね。

菜の花や梅の実、天候や季節を表す文字に植物が入っているのが可愛らしい。

養蚕や織りや糸から生まれた言葉も多いけど、自然を用いて生まれた言葉など、

美しい言葉をもっと知りたいなと思う昨今。

会話をしていて、私の知らないこうゆう美しい言葉を話す人に出会うと、

素敵だなあ~と思う。

私もああなりたいなと思う。無理だろか?



 作業を終えて耕運機と共に下界に戻る。

お疲れさまでした、耕運機。

これから、泥だらけになった耕運機を綺麗に洗車させていただきます。