2019年5月21日火曜日

稚蚕中のいろいろ




小梅が落ち始めたので慌てて収穫。


とりあえずジップロックで漬けて、


洗濯板で重し、、雑だけど、とりあえずは間に合った。


たわわに実った桑の実を収穫。


先日いただいた腰につける籠。収穫するのにとっても便利。


桑の実は、ジャムと酢と朝のジュースになる。


桑葉を乾燥させてお茶に。

桑は、お蚕さんだけではなく、人間にもとっても栄養になり、そして健康に良いのです。

お蚕さんが5令期になるころには、こんなことする余裕もなくなるので、

今のうちにたくさん作って、健康な体になるのです。







そして、飼育が始まってから、毎日色んな方からいただく差し入れ。

・・もう、本当にありがとうございます。

稚蚕飼育時は、まだ、ごはんをつくる余裕は存分にあるのですが、

ありがたく甘えさせてもらっています。

おかげさまで飼育が始まってから、まだ一度も晩御飯つくっていません・・・。



そして、ここ最近の嬉しいこと。

私は今年の4月から、町内の民生協力員(地域福祉活動)をしているのですが、

そこで訪問するようになった88歳のおじいちゃん。

昔、ご両親が養蚕をされていたそうで、色んなお話しを聞かせてくれます。

お蚕さんのことも、糸づくりや織りのことも、

とても詳しく記憶されています。

どの農家さんも、お蚕さんを育て、糸を紡ぎ、機織りをされていた6・70年以上前の貴重な生きたお話し。

この貴重なお話しをもっともっと今、聞いておきたい、

今、聞いておかなきゃ。と最近よく思うのです。

おじいちゃんは、お蚕さんを見に来てくれます。

そして、2~3日おきに電話をくれます。

『お蚕さんはもう2cmくらいなったでしょう。ちゃんと食べてますか?』と。

お蚕さん、元気にもりもり食べてますよ。と、答えたら、

『お蚕さんじゃなくて、花井さんがちゃんと食べてますか?お蚕さんの前に、あなたがしっかりと食べてくださいね。まずは、人間が元気じゃないとね。』

毎回5分程で終わるその電話に、いつも励まされてます。

おじいちゃんにお蚕さんを見てもらうのが、楽しみでもあります。

民生協力員になりましたが、私の方が心配りしていただいているのが可笑しくて、そして嬉しい。





草刈り。

敷地内を12ブロックに分けて刈っているのですが、

今日、第6ブロックの栗山の草刈りがようやく終わりました。

よし!あと半分だ。

毎日もりもり食べて、頑張ります!