先月末から桑苗を植樹しています。
裏山に新たに桑畑ができました。
一緒に植樹をしていただいているのは、山鹿の現役養蚕農家のお母さん。
私の養蚕の先生であり、
『あんたはもう一人前の養蚕農家よ!』
と、いつも私を励ましてくれる大好きな大先輩。
まだまだ足元にも爪先にもおよびません。
そしてもうひとかた、以前、和水町で育蚕を始めた頃から、なにかと助けていただいてる宗さん。
2回目の育蚕の時、まだ上簇のタイミングがうまく掴めず、夜中6万頭のお蚕さんが一気に上がり出した時、
パニックになり、涙と鼻水流しながら助けを求めたこともありました。
いつも色々と気にかけてくださり、たくさんの事を教えていただいてます。
天気の良い日にコツコツと進めているのですが、
湿度が高いせいか、尋常じゃない汗がでます。
滝のような汗です。
あまりの重労働と暑さで、たまに顔を見合わせて、意味もなく大爆笑になります。
ちょっとテンションがおかしくなる程の作業です。
畑の整地後、トラクターを何十回もかけたのですが、下の方はまだ硬く、
なかなか深く掘れません。
タケノコを掘る唐鍬という重い鍬でガツガツ掘ります。
最近、朝洗面台で髪の毛を結ぶ時、鏡に映る二の腕の筋肉に毎日驚いてます。
ずいぶんと逞しくなりました。
いい汗かいて、木陰で食べるお昼御飯はなんとも言えず最高。
お二方と一緒に植樹できることを幸せに思います。
これから20年30年と使い続けていく桑畑。
私がおばあちゃんになっても、この植樹をした光景を思い出すのだろう。
長生きしなきゃ。
ただいま1100本。
まだ半分いってない。
がんばってこー!