2016年6月14日火曜日

桑苗植樹

先月末から桑苗を植樹しています。
裏山に新たに桑畑ができました。


一緒に植樹をしていただいているのは、山鹿の現役養蚕農家のお母さん。

私の養蚕の先生であり、

『あんたはもう一人前の養蚕農家よ!』

と、いつも私を励ましてくれる大好きな大先輩。

まだまだ足元にも爪先にもおよびません。

そしてもうひとかた、以前、和水町で育蚕を始めた頃から、なにかと助けていただいてる宗さん。

2回目の育蚕の時、まだ上簇のタイミングがうまく掴めず、夜中6万頭のお蚕さんが一気に上がり出した時、

パニックになり、涙と鼻水流しながら助けを求めたこともありました。

いつも色々と気にかけてくださり、たくさんの事を教えていただいてます。

天気の良い日にコツコツと進めているのですが、

湿度が高いせいか、尋常じゃない汗がでます。

滝のような汗です。

あまりの重労働と暑さで、たまに顔を見合わせて、意味もなく大爆笑になります。

ちょっとテンションがおかしくなる程の作業です。

畑の整地後、トラクターを何十回もかけたのですが、下の方はまだ硬く、

なかなか深く掘れません。

タケノコを掘る唐鍬という重い鍬でガツガツ掘ります。

最近、朝洗面台で髪の毛を結ぶ時、鏡に映る二の腕の筋肉に毎日驚いてます。

ずいぶんと逞しくなりました。

いい汗かいて、木陰で食べるお昼御飯はなんとも言えず最高。

お二方と一緒に植樹できることを幸せに思います。

これから20年30年と使い続けていく桑畑。

私がおばあちゃんになっても、この植樹をした光景を思い出すのだろう。

長生きしなきゃ。


ただいま1100本。

まだ半分いってない。

がんばってこー!