2016年7月7日木曜日

夏蚕

蚕種を5000粒取り寄せました。

まだ告知もしておりませんが・・・、5000頭が大きく育った頃に体験などを行う予定です。

蚕室をきれいに片づけて消毒。


6月29日 蚕種が届きました。 
 大きさは1mm~1.5mm程。
 孵化するまでの間、衣装ケース2つに分けて、保湿の為に濡れタオルを一緒に入れてます。
 本当は、こういう卵を孵化させる機械もあるのですが、使い方が分からない・・・。
 スイッチらしきところに何か書いてあるのですが、
読めない・・・。

これから時間をかけて、使い方を調べていこうと思ってます。



7月4日  無事孵化しました。1.5mm~2mm
気温が高かったので、バラつきなく孵化しました。

やはり気温が高いからか、食いつきが良いです。

気温が低いとあまり食べません。



1令2日目  体の色がグレーがかってきました。


1令3日目  ぷっくりと丸みを帯びてきました。  
午後、体に艶が出始めました。

眠に入る前は体に艶が出るのですが、予定では明日のはず・・・。
・・・が、夕方殆どのお蚕さんの鼻先に眠に入る時の▲印が出ていました。

予定より1日早い。

先日、荷物をあさっていたら、昭和48年の飼育表が出てきました。

1令が3日verと4日verがありました。

3日ver に従って給桑。

21時。乾燥を促す為と、先に起きたお蚕さんが桑を食べないよう石灰を振ります。





今年は春に続き、少量の飼育を行ってますが、じっくり観察ができ、とても勉強になります。

来年からはまた通常の飼育に戻りますが、

やはり、農家らしくがっつりと育蚕にはまり、たくさんの立派な繭を育て、出荷をしたい。

と、いう気持ちが日々、沸々と湧いてます。

今回のじっくりと観察しながらの贅沢な育蚕を、来年からの通常飼育に、しっかりと役立てたいと思ってます。